月曜から木曜日の夕方4時からお送りしている
「草野満代 夕暮れWONDER4」。
昨日と今日の放送で、
「千葉の沿岸部で雨が降る予報が出ることが多い(気がする?)のはなぜ?」
という話が出ています。
考えられる要因はいくつもあり、それらが重なりあっているのですが、
例えば、上空の強い寒気が関東南部までかかっていて、その縁を雨雲が通ったり、
低気圧の発達具合で、千葉に雨雲がかかったりといったことも。
また、以前、
「岐阜県多治見市はなぜ暑いのか」という記事を書きましたが、
ここでも、地形は、大きな要因になっています。
西からの風が、山梨や長野の高い山にぶつかり、
山を登れないので、割れて分かれます。
それが、相模湾などで再びぶつかって雨雲になり、
風に乗って東側の千葉に流れて、雨を降らせる、ということ。
こうして生まれる雲は、忍者雲と呼ばれていて、予報が難しいそうです。
昨日、千葉では予報に反して雨が降らなかったのですが、
伊豆諸島や茨城では降水がありました。
昨日は、寒冷前線の通過による雨雲が主要因でしたが、
うまく千葉を外れたそうです。
雨が降りそうだということが分かっても、
確実に降るか降らないかは、雨雲次第なんですね。
ちなみに、松本秀夫アナウンサーに教えていただいたのですが、
この時期の相模湾では、アマダイやヒラメが釣れるそうです。
今日は、雨のお話でしたが、関東地方では乾燥が続いています。
引き続き、火の取り扱い、そして体調管理にお気をつけください。
さて、ワンダ4にも、早めの春を感じたというお便りがいくつも届くようになりました。
w4@1242.comで、
あなたからのメールもお待ちしています!