春の暖かい陽射しに誘われて、
六本木にある国立新美術館で開催中の「ルーブル美術館展 ―愛を描く―」を観てきました。

LOUVREの綴りの中に、"LOVE″という言葉が入っているんですね。
ルーブル美術館から、今回は、美術史的な視点ではなく、
「愛」というテーマで選ばれた作品が来日。

「愛」というテーマだと、似たような絵が多くなってしまうかと思いきや、
様々なタイプの絵があり、とても見応えがありました!
中でも、特に有名なフラゴナールの「かんぬき」は、1997年以来26年ぶりの来日。

その間に、「かんぬき」が描かれた時代の思想について研究が進み、
絵の捉え方も変わってきたそうです。
描かれている男女にも、室内の調度にも、
ひとつの解釈におさまらない繊細なものを孕む作品です。
ぜひ、人々の心を捉えてきた名作を、実際にご覧ください。
西洋絵画を彩る様々な愛。

恋人たちの愛でも、幸せな結末もあれば、

死によってピリオドが打たれるものも。
キリスト教を信仰する人々の間では、
神への愛も、身近な存在だったと感じます。

テーマごとに観ていくと、人の心の不思議さも考えさせられます。
細かい視線に意味を見出したり、構図に引き込まれたり、
描かれていないものが匂わされていたり。
まずは眺めて、解説を読んで、存分に味わっていただきたいです。
音声ガイドは、満島ひかりさんと、
DeNAベイスターズファンとしてショウアップナイターに出てくださった
声優の森川智之さんが担当しています。
お二人のやりとりも楽しかったです!
「ルーブル美術館展 ―愛を描く―」は、6月12日(月)まで、
東京・六本木の国立新美術館で開催しています!
詳しくは、ハートが散りばめられた
展覧会のHPをご覧ください。
また、「乃木坂46のオールナイトニッポン」の中で放送しているラジオドラマ、
「監視員しおりは座らない」には、展示されている作品も登場します。
展覧会とともに、ぜひお楽しみください。