今朝の「新行市佳のOK! Cozy up!」をお聞きいただき、ありがとうございました!
6時のオープニングでは、新行アナウンサーと出かけた湯島天神の梅まつりと、
「生物季節モニタリング」についてお話ししました。

写真は、湯島天神の梅、
そして、不忍池の河津桜を撮る新行アナウンサーです。
実は、私も、今回調べてみるまで知らなかったのですが、
ウメの開花、サクラの開花予想の話題から、
そう言えばと思って取材してみたのが、「生物季節モニタリング」です。
そもそもの発端は、2020年末に、
気象庁が、1953年から70年弱行ってきた、
動物や植物の観測、
「生物季節観測」を大幅に縮小してしまったこと。
よく知られる「さくらの開花・満開」をはじめ、
うめ・あじさい・すすき・いちょう・かえでの6つは残されたものの、
「うぐいすの初鳴」や「つばめの初見」など動物に関するものすべてと
しろつめくさやひがんばななど、多くの植物の観測がとりやめとなりました。
残念だという声も多かったのですが、その後について調べてみたところ、
これまで積み上げてきた、折角の観測データがもったいないと、
気象庁・環境省・国立環境研究所の3つの団体が協力して、試行調査が始まっていました。
調査員による調査と市民参加型で、長期間にわたって調査を続けようとしています。
そのうちの一つが、番組でもご紹介した、
国立環境研究所の「生物季節モニタリング」です。
「生物季節モニタリング」では、
これまで気象庁が行ってきた観測のやり方で、
調査員になった人が、自宅付近などで調査を行います。
あなたも、調査員になれるかもしれません!
(戦隊ヒーローを愛する新行アナウンサーに話したら
「『キミも調査員にッ!』ですね」とのこと/笑)
小さい子だと小学1年生や、散歩が趣味の方などが、調査に参加しているそうです。
観測に関して不安なことがあれば、相談できるそうですので、
興味がある方は、
「生物季節モニタリング調査員募集」のページをぜひご覧ください。
そのほか、環境省や気象庁の調査も行われています。
http://www.env.go.jp/press/109419.html
長期的な観測を続ければ、現在、そして未来の研究に貢献できますし、
何より、季節の移ろいを肌で感じられると、豊かな時間が持てますよね。
心配なことも多い毎日ですが、自然を眺めてほっとするひとときも作ってみてくださいね。