月曜から木曜日の夕方4時からお送りしている
「草野満代 夕暮れWONDER4」。
一昨日の放送で、南大東島でのウグイスの初鳴きを、
そして、昨日の放送で、
九十九里で、ヒバリの鳴き声を聞いたというメールをご紹介しました。
気象庁は、生物季節観測を行っています。
梅や桜が開花した日などの、植物季節観測と、
燕や蛍を初めて見た日などの、動物季節観測があります。
こうした情報で、
季節の進み具合や、日本の中での気候の違いなど、
総合的な気象状況を知ったり、季節を感じたりできます。
今回、調べてみて、初めて、
ウグイスが「ホーホケキョ」以外の鳴き方をすることを知りました。
春になると、「ホーホケキョ」と鳴きますが、
冬の間は、「チャチャチャ」と鳴くんだそうです。
関東地方では、3月上旬に鳴くことが多いのですが、
残念ながら、東京では、2000年を最後に、観測されていません。
そして、ヒバリの初鳴き。
メールをくださった方と同じ千葉県の銚子では、
1995年の2月7日に、最も早い記録があります。
気象庁の方に伺ったところ、
季節外れの桜など、あまりに時季が違うものは、
観測に入れていないそうです。
(そもそも、サクラは標準木がありますが)
ちなみに、東京では、1953年の観測開始から、
ヒバリの鳴き声を一度も観測したことがなく、
2010年から、観測をやめているそうです。
ただ、東京にヒバリがいない訳ではなく、
千代田区の気象庁の近くで鳴き声が聞こえていない、ということだそうです。
あなたも、この春、初めて見つけた動植物の情報がありましたら、
ぜひ、ワンダ4に、メールで教えてくださいね。
メールアドレスは、
w4@1242.comです。
そして、ご協力いただいている
「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」。
募金の締切は、1月31日と、間もなくになります。
引き続き、皆さまからの温かいお気持ちをお待ちしております!
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