6月30日に東京ビッグサイトで行われた、コンテンツ東京に行ってきました。
Twitterなどで予告していたものの、
ブログの更新が遅くなってしまってすみません。
コンテンツ東京は、エンターテインメントやクリエイター、
キャラクターや先端テクノロジーなどが集まる、
コンテンツビジネスの国際総合展です。
広い会場の中、私の目的は、VR(バーチャルリアリティ)。
以前、ラジオパークで、
VRによる160㎞/hのバッティング・キャッチング体験をしましたが、
同じくAOI Pro.の新しいVRを体験してきました。
その名も、
「WONDERFUL WORLD - VR Private Tour」。
ヘッドマウントディスプレイをつけ、手を握ると、
VRでまだ見たことがない場所へ連れていってもらえます。

私が見ているのは、1人の美女と自然豊かな森の景色。
誘われるまま、周りを見回しながら、一緒に歩き始めます。
映像を見、音を聞き、そして歩きながら体験するので、
どんどんVRの世界に没入していきます。

実は、コンテンツ東京は、前年の3倍の人出。
体験が始まったばかりの時は、ヘッドフォンをしていても、
周りのにぎやかな音が気になっていました。
それが、いつしか気にならなくなり、
ツアーが終わった後、画面が消えて「あれ?」と思い、
器具を外して「ここはどこだったっけ」「あ、帰ってきたんだ」と感じる程でした。
さらに、私は森を観ているから脳が錯覚を起こしたのかと思ったんですが、
このツアーでは、実際に、ヘッドマウントディスプレイから景色に合わせた香りも出ています。
視覚、聴覚、触覚、嗅覚と、自分の感覚が全てVRとリンクし、
美しい映像が現実のように感じられました。
この「WONDERFUL WORLD - VR Private Tour」で、
旅行が難しい方に旅行気分を味わってもらえたり、
逆に、人が行くのが難しい場所も体験できます。
旅行会社や観光協会のPRにもぴったりですし、
また、「この先にあるものを観たい」と歩く意欲が湧くので、
単調になりがちなリハビリなどにも応用できるかもしれないとのこと。
一般化したら、様々なところで活用できますね。
開発した会社の方にお話を伺った中で印象的だったのが、
「不可能を可能にする」
「いきなりクライマックスを体験できる」というフレーズ。
VRを使えば、何年も野球を続けてやっと立てる、
160㎞/hが飛んでくるバッターボックスにすぐ立てたり、
時間とお金をかけて出かけて初めて見られる景色を眺めたりできます。
確かに、私が以前行ってきたマチュピチュは、行くのがとても大変でした。
日本を出発して、帰ってくるまで、飛行機に乗っていた時間が約50時間、
ペルー国内でも飛行機、列車、バスと乗り継いでやっとマチュピチュに辿り着きました。

それも、高山病対策をしながらでしたから、
いきなり眼前にマチュピチュの光景が広がるのは、とても魅力的です。

遠い夢でしかなかった体験をリアルに味わうことができるなんて、
21世紀に生きているんだと感じます。
詳しくは、AOI Pro.のこちらのページをご覧ください。
https://www.aoivr.jp/wonderfulworld/
機会があったら、ぜひ体験してみてください。
別世界に連れて行ってもらえますよ!