今日9月1日は、防災の日です。
「高嶋ひでたけのあさラジ!」では、モバイル防災と題して、
音声を登録できる災害用伝言ダイヤル「171」と、
文字で登録できる
Web171をご紹介しました。
いつもは、災害時にしか動いていないのですが、
今は、防災週間の期間、9月5日の17時まで使ってみることができます。
高嶋さんは、昨日、お家で色々実験をしてみたそうで、
「あさラジ!」が終わった後には、上村解説委員にも、
初めて登録・確認をしてもらいました。
一度確認しておけば、いざという時に安心できますので、
ぜひ、ご家族で実際に試してみてください。
「あさラジ!」宛にいただいたお便りでも、
・防災リュックのチェックをする
・非常食や乾電池を買うつもり
・水と非常食を新しいものに替える
・携帯トイレを準備する(
ラジオリビングでも扱っています!)
・小さい子どもがいるので、非常持ち出し袋にオムツやミルクを入れる
・ポケットラジオを持ち歩く
・持病の薬は用意しておいた方が良い
・缶詰、食べてます!
などなど、いろいろな取組みを教えていただきました。
中には、「毎月必ずチェックしている」という方もいらっしゃいました!
そして、お寄せいただいたメールの中にも、会社での防災訓練がありましたが、
私は昨日、三井不動産のビルで行われた防災訓練を取材してきました。
ビルの設備を実際に動かした訓練で、
停電の時の非常用照明の明るさや(読み書きができる位でした)、
![CIMG3251.jpg](01/CIMG3251.jpg)
擬似的に発生させた煙で、排煙口の働きをみることができました。
![CIMG3302.jpg](01/CIMG3302.jpg)
天井についている、この装置が排煙口です。
火事が発生した時、一番怖いのは、一酸化炭素中毒です。
ハンカチ等を口にあて、煙を吸わないようにしながら、
姿勢を低くして避難してください。
防災訓練の中で、特に、エレベーターの管制体験は知らなかったことばかりで、
大変勉強になりました。
まず、災害時のエレベーターと聞いて心配なのが、
エレベーターに閉じ込められてしまうこと。
実際に、今年の5月に起こった小笠原沖の地震では、
多くのエレベーターが緊急停止し、一部では閉じ込められたケースもありました。
訓練で伺ったお話によれば、災害時、エレベーターは、
「地震」「火事」「停電」、それぞれの災害に合わせた動きをするそうです。
地震の時は、最寄の階に停まり、
火事の時は、避難に適した階(多くは1階)に停まります。
ビルにもよりますが、停電の時は、
少し待っていると、非常用発電機が動き、
エレベーターを最寄の階まで運びます。
災害時、フロアに停まってドアが開いた後、
少ししてドアが閉まってしまっても、
それは、外から人が乗ってこないようにするためなので、
手でドアを開けることができるそうです。
ただ、地震の時、揺れが一定の基準を超えてしまうと、
エレベーター保守会社の方が安全確認をするまで
エレベーターの中から出られないことがあります。
これが、前回の小笠原沖の地震で閉じ込められたケースです。
故障ではなく、安全を確認するためだったんですね。
エレベーターは、機密構造ではなく、
インターホンで外部と連絡を取ることもできるので、
落ち着いて、エレベーター保守会社の方の安全確認を待っていれば良いそうです。
災害時は、状況が把握できないことも多くありますが、
緊急時のことを想定して、日頃から備えておくことが大切ですよね。
普段の生活、家、会社、通勤路など、私もチェックしてみようと思います!
また、9月5日、今週土曜日には、
「ラジオで安心 みんなの防災2015」の公開生放送もあります。
会場の恵比寿ガーデンプレイスでは、起震車や煙ハウスなども体験できます。
ぜひ、お出かけくだいませ。
先週金曜日に行ってきた、あさラジ米の稲刈りについては、後日更新します!