先週土曜日、
「八木亜希子 LOVE&MELODY」の中継コーナーでは、
東京ワンピースタワーに(記事は
こちらです)、
そして、午後の
「スイスイサタデー 〜カロ・ソリーゾ!」の中継では、
埼玉県狭山市のお茶屋さん、マルミヤ宮野園に行ってきました。
日本三大銘茶の一つ、狭山茶。
茶摘みの最盛期ということで、
明治2年創業、マルミヤ宮野園の5代目、茶匠 宮野圭司さんにお話を伺いました。
荘口さんと同い年という宮野さんは、
お休みの日は茨城や静岡の海岸でサーフィンをしているというアウトドア派。
老舗の5代目でいらっしゃるのに、とても気さくで優しく、
美味しいお茶の淹れ方など、いろいろ教えてくださいました。
宮野園の茶畑には、20種類のお茶の木が植えられています。
写真ではわかりにくいのですが、実際に見ると、
品種によってお茶の新芽の色味が、濃い緑色から明るい黄緑色まで、
それぞれ微妙に違っていて、とても鮮やかでした。
宮野園では、お茶摘み体験や、お抹茶体験、お茶の淹れ方講座など、
いろいろな体験を通して、お茶について知ることができます。
宮野さんは、狭山市の小学校でのお茶教室も行っています。
中でも人気なのが、私が着ている茶娘衣装。
私が行った日も、若い女性同士や、カップルが紺の絣に身を包んで、
お茶摘み体験をしていました。
お茶摘み体験をやってみたいという方は、
6月中旬まで予約でいっぱいだそうなので、事前に宮野園にお問い合わせください。
詳しくは、
宮野園のHPをご覧ください。
8月の夏休みも、自由研究の材料にしようという子どもたちで賑わうそうです。
中継中に宮野さんに教えていただいたお茶の淹れ方は、
ぜひ
radikoのタイムフリーで!
帰宅後、教えていただいたお茶の淹れ方をやってみたのですが、
いつもの急須、いつもの茶葉でも、まったく違う味になりました!
特に、1煎目を少量の冷たい氷水で淹れたら、
旨味が凝縮されたお茶になり、家族もびっくりしていました。
中継の前には、美味しく淹れたお茶だけでなく、
冷やした緑茶、ほうじ茶、紅茶もいただきました。
特に、狭山茶で作った和紅茶は、
お砂糖を入れていないのに甘くて、美味しかったので、
ぜひたくさんの方に飲んでいただきたいです。
それにしても、緑茶、紅茶、ウーロン茶が、
すべて同じお茶の木からとれるなんて不思議ですよね。
また、宮野さんとお話している中で、
「私の娘が1歳になり、ほうじ茶を飲めるようになった」とお話ししたところ、
家庭でも、ほうじ茶を作れると教えていただきました。
作り方は、古い茶葉をフライパンで煎るだけ。
フライパンを動かしながら、煙が出るまで煎るのがコツなんだそうです。
お店では、こうした機械で作っています。
そして、皆さんがご家庭で使っているお茶の缶。
缶の中の透明のふたは、写真のように、お茶の葉の真上で使うのが良いそうです。
宮野さんとお話していると、
お茶について何でもご存知なので、とても楽しくためになります。
また、お茶体験を始めたり、お茶のチョコレートやケーキを作ったりと、
アイディアマン、かつ実行力もお持ちです。
東日本大震災後、気仙沼にも通い続け、
復興支援も続けていらっしゃるとのことで、頭が下がります。
新しいお茶の飲み方も日々模索している宮野さん。
ぜひ、お近くにいらっしゃったら、マルミヤ宮野園へ、
そして、ご家庭でも、日本茶をゆっくりと味わう時間を楽しんでみてください。