阿部亮のNGO世界一周!
番組では、日本国内や世界各国で活躍するNGO(国際協力に携わる民間組織)を紹介。
NGOの代表や現地スタッフの方々をゲストに迎え、「なぜNGOに入ったのか?」
「現地はどんな悲惨な状況なのか?」
「どんな支援活動をしているのか?その成果は?」
「NGO活動の現場で目撃した現実とは?」「NGOは世界をどう変えたいのか?」
などの疑問に迫りつつ、世界を舞台に頑張っている日本人の姿を、
パーソナリティ阿部亮が紹介していきます。
2011年3月11日。
たくさんの尊い命が奪われた3月11日。
あの日のことは、たとえ7年前であっても
忘れた方はいないんじゃないかと思いま
す。我が番組も7年前のあの日、
ちょうど収録をしていました。
収録の1時間直後 東日本大震災が
起こりました。
(阿部亮さんと、ゲストの浪江町 のまちづくりの 菅野孝明さん)
これまで、宮城県の気仙沼大島、岩手県 釜石市などたびたび取材に伺い、その現状を
番組を通してお伝えしてきました。3月13日は福島県浪江町の今をお伝えします。
浪江町は、福島第一原発から 北へ7キロ、東日本大震災の津波による
福島第一原発の事故で 2万1千人の全町民に強制避難指示が出された町
住民の方々は、全国600の自治体に分散避難を余儀なくされました。
そして去年の3月31日には、除染が完了した浪江町の2割の地域に避難指示解除が
出ましたが、今はまだ500人に届きません。
その浪江町で復興に関わり、4月から本格始動するまちづくりのための組織
一般社団法人「まちづくり なみえ」の菅野孝明(かんの・たかあき)さんです。
3月13日は 浪江町の復活にかけるまちづくりなみえの構想、いま浪江に戻ってきた方々の
街づくりへ思いなど、伺います。
住んでいた街が街ではなくなったあと、あなたはどうしますか。
そんな問いをもらいました。
震災はどこでもおこる、その時、その後、私たちはどうするか。