阿部亮のNGO世界一周!
番組では、日本国内や世界各国で活躍するNGO(国際協力に携わる民間組織)を紹介。
NGOの代表や現地スタッフの方々をゲストに迎え、「なぜNGOに入ったのか?」
「現地はどんな悲惨な状況なのか?」
「どんな支援活動をしているのか?その成果は?」
「NGO活動の現場で目撃した現実とは?」「NGOは世界をどう変えたいのか?」
などの疑問に迫りつつ、世界を舞台に頑張っている日本人の姿を、
パーソナリティ阿部亮が紹介していきます。
首都プノンペンからおよそ車で2時間半、キリロム国立公園の中にある パインリゾート
https://www.booking.com/hotel/kh/vkirirom-pine-resort.ja.html (宿泊施設のパインリゾート)
細長い樹木が 一定の間隔で・・・。エコツーリズムということで 自然を壊さずに リゾート学園都市を開発。
巨大なリゾート学園都市の開発に挑む日本人起業家
元デジタルフォレスト社長の猪塚武さんと (右)阿部亮さん。
猪塚さんは、デジタルフォレストはウェブのアクセス解析技術のトップ企業の社長でいらっしゃいました。2009年にNTTコミュニケーションズに24億円で売却後、シンガポールに移住、その後
カンボジアの国立公園にリゾートと大学キャンパスを融合させた「Vkirirom」プロジェクトをスタート。
「キリロム工科大学」も設立し、自ら学長を務め、世界で戦えるIT人材を育成しています。
(実は 猪塚さんのホントの狙いは政治家になることでした。しかし残念ながら二度出馬しますが、落選されています)
カンボジアはアジアの最貧国の1つで、ポルポト政権下で教師など多くの知識層は虐殺された過去があり、若手人材もあまり育っていないため、
猪塚さんは、実績あるITを駆使し、教育水準を高め、この国の自然を生かすことで何か大きなことは出来ないかと考えます。そこで
カンボジアの軽井沢と呼ばれたキリロム国立公園で50年構想でエコツーリズムとリゾート学園都市をつくるチャレンジをはじめました。
5日の放送は猪塚さんが学長を務めるキリロム工科大学についてインタビューした模様をお届けします。
自然豊かな森の中にあるキリロム工科大学は、インドなどからITに強い先生を集め、フィリピンから英語教師を派遣。(経済的に豊かかどうかは関係なく)本当に有能な学生だけを集め、授業料を奨学金でまかなう形にしています。
この日は テストも行われていました。
大学のキャンパスというよりも お洒落なカフェタウンという感じ。
インタビューしたカンボジアの学生さんはみな英語がペラペラでした。
そして大学は、まずソフトウエア開発学科をスタート。
現在は70名以上の学生が在籍中。
学長の猪塚さんに「チャンスをくださって感謝しています」と話している
カンボジア人の生徒たち
↓ IT先進国の インドから来た先生です。ITを担当。