阿部亮のNGO世界一周!
番組では、日本国内や世界各国で活躍するNGO(国際協力に携わる民間組織)を紹介。
NGOの代表や現地スタッフの方々をゲストに迎え、「なぜNGOに入ったのか?」
「現地はどんな悲惨な状況なのか?」
「どんな支援活動をしているのか?その成果は?」
「NGO活動の現場で目撃した現実とは?」「NGOは世界をどう変えたいのか?」
などの疑問に迫りつつ、世界を舞台に頑張っている日本人の姿を、
パーソナリティ阿部亮が紹介していきます。
国際医療団体・認定NPO法人ジャパンハートがカンボジアで 病院を運営しているのはご存じでしょうか?
Asia Alliance Medical Center はカンボジアの首都プノンペンからおよそ1時間
ジャパンハートは ミャンマー、ラオス、カンボジアの18歳以下の子どもに 無料で医療活動をしています。
今年の9月末 カンボジアの首都プノンペンからおよそ1時間北の場所にあるジャパンハートの運営する
AAMC(Asia Alliance MedicalCenter)に阿部亮さんが訪問しました。
(ジャパンハートのスタッフが笑顔で迎えてくださいました!!ありがとうございます。)
訪問の目的は
この春、ジャパンハートの吉岡秀人先生と出会い、「アジアで小児がんの子どもを助けたい」という先生の強い信念,アジアおける小児がんの現状を知り、阿部さんが、ここに 小児がんの子ども達を治療するための新たな病院を作るべく支援を決めたから。
これまで途上国で学校建設をこれまでに11校してきた阿部さんですが
病院建設支援は 初めてということもあって、この視察を何よりも
楽しみにしてきました。
← ジャパンハートの吉岡秀人先生と阿部さん。
そして、太陽の陽が厳しく降り注ぐカンボジアに視察と取材!真っ青に抜ける空・・・牛が草をハムハムする姿も・・・笑
このAAMCに10年にわたって活動している看護師でジャパンハート
カンボジア事業代表の長谷川彩未さんに 施設内を案内して頂きながらお話を伺いました。
→ カンボジアで10年近く活動、旦那様はカンボジア人。1児のママさん
素敵な笑顔の長谷川さん。しかし この10年での活動には、語りつくせぬご苦労もあった様子。
けれど、ただただ 患者さんを助けたいという思いで 日々 奮闘してきたそうです。
↓ 新病棟の土地を視察中。
このAAMCはカンボジア政府の保健省の認可を受けて、この地で医療活動を行っています
AAMCは隣接するカンボジアの国立病院・ポンネルー病院の敷地内にあり、ここでは対応できない患者さんがAAMCで診療や手術を受けます。
カンボジアは過去のポルポト政権の知識層の虐殺により、まだまだ
医療分野が遅れをとっています。
そんな中、「ジャパンブランド」ともいえる「日本人の医者が治療してくれる」という噂はたちまち広がってるようで、
この病院が最後の砦と、はるばる何時間もかけてやってくる患者さんの多いこと。特に貧困層の村人にとっては
子どもを無料で診療してくれるのは 本当にありがたい存在ですよね。
↓ (沖縄から小児がん治療のために ボランティア医師として9月から
カンボジアにきた 嘉数先生。2年ここで活動します。)
(阿部さんと長谷川さん。病室の廊下でインタビュー)↓
いよいよ 吉岡秀人先生、長谷川さんの悲願だった「小児がん病棟」の建設が10月から始まりました!!
完成は来年6月。今回の訪問で、阿部さんも病院建設支援の意義をで実感したようです。
長谷川さんのこれまで、そして小児がん病棟への思いは28日の放送で!
みなさんと一緒にカンボジア料理を食べました==== どれも美味しい!
病院近くにあります。ここでみなさん忙しい中、昼食をとります。ほっと一息・・・。