阿部亮のNGO世界一周!
番組では、日本国内や世界各国で活躍するNGO(国際協力に携わる民間組織)を紹介。
NGOの代表や現地スタッフの方々をゲストに迎え、「なぜNGOに入ったのか?」
「現地はどんな悲惨な状況なのか?」
「どんな支援活動をしているのか?その成果は?」
「NGO活動の現場で目撃した現実とは?」「NGOは世界をどう変えたいのか?」
などの疑問に迫りつつ、世界を舞台に頑張っている日本人の姿を、
パーソナリティ阿部亮が紹介していきます。
11月14日は農業とITを結ぶ?株式会社 Kakaxi CEOの大塚泰造さんがゲストです。
株式会社「Kakaxi」の大塚泰造さんは 2013年 東日本大震災後 「東北食べる通信」を立ち上げました。
生産者による食づくりの背景を伝える情報誌と生産物を一緒に届けるというサービスを展開。
その後、東北だけでなく、全国的に「食べる通信」の輪が広がっていきました。
そして、その経験をもとに 大塚さんが2014年に「Kakaxi」を立ち上げました。
日本の食にはどんな問題点があるのでしょうか?
「見えてないんですよ」と大塚さん。
食品の流通がグローバル化する中で、確かに 自分たちが口にする食べ物、食材が
いつ、どこで、誰によってどんなところを経由して 私達が食べてるのか 確かにわかりません。
最近は「○○農家のだれだれさん」って書いて置いてあるお店も増えましたが、
それも一部です。
そんな疑問や不安を解消すべく、
農地の見える化をテーマに「Kakaxi」の大塚さんは 画期的なサービス をはじめました。
農地とITの組み合わせで変わる世界とは?
そして「Kakaxi」の画期的なサービスは 月々9800円とか・・・?
牛乳パックぐらいの大きさの機械なんですが
電源も不要とか・・・?そうなんです、太陽光のみ。難しい設定などいらず、農地にポンとおくだけ。
そこで、毎日毎日 作物の環境のデータもとれますし、土壌水分量や葉脈流量もわかります。
「大事なのは データです」
契約農家をもつ大手のフード会社、や スーパーや食堂など 消費者に食品の安心安全性をPRすることにも活用できます。
そしてこの春から 海外の大手の企業と契約を交わした「Kakaxi」。
今後の大塚泰造さんの 挑戦と飛躍が大いに期待されますね