「餃子の町」と聞いて・・・何処を思い浮かべますか?
先日、総務省が発表した、2018年の家計調査。
その中で、毎年話題になるのが、「一世帯当たりの年間餃子消費額」ですかね。宇都宮と浜松の餃子バトルですよ。
平成最後の戦いで1位になったのは、浜松市!年間支出は3,501円。そして、前回1位の宇都宮市が2位で3,241円でした。その差260円。餃子一皿分ですね。僅かな差です。ちなみに、この調査は、飲食店で食べるギョーザや冷凍ギョーザは含まれないそうです。テイクアウト専門店やスーパーなど小売店の生ギョーザや焼きギョーザの購入額で集計されているとのことです。飲食店で食べる額を入れたら、またどういう結果になるのか気になります。
2018年は、1位を明け渡した宇都宮市。
そんな、宇都宮にある自動販売機には、いわゆる缶コーヒーなどに紛れて、「飲める餃子」という新商品が並んでいるのですって(笑)さらに、いつも売り切れだとか…。そんなに人気なのですかね?餃子も飲む時代に!
では、宇都宮市 観光交流課 柿沼仁さんにお話しを伺います
晴の輔 柿沼さんは餃子お好きですか?
柿沼「はい、餃子が大好きでございます。小学生と幼稚園の子どもが二人おりまして、餃子が大好きでいつも『ギョーザ!ギョーザ!』と言っているので、食べ歩きの方が多いですね。家族4人で行っています。」
晴の輔 宇都宮は店舗がすごく多いですよね?
柿沼「餃子を提供する店舗は約300店あります。」
晴の輔 食べ歩きで全部制覇すると、300回かかることになりますね。
柿沼「そうですね。一日一回行ったとしても、一年間ぐらいかかってしまいます。」
晴の輔 そんな宇都宮に
…本当ですか?
柿沼「本当です。宇都宮市には、餃子店が並ぶ『餃子通り』という観光スポットがありまして、その通りに設置してある自動販売機にだけ『飲める餃子』があります。」
晴の輔 「カレーは飲み物」というウガンダ・トラさんの名言がありますけど、宇都宮市民は「餃子が飲み物」ですか?
柿沼「そうですね。そう言っても過言ではないと思います。」
晴の輔 (笑)ホントですか?いつも売り切れと聞いています。
柿沼「実は、この『飲める餃子』は販売しておりません。観光PR用のディスプレーでございまして、いつも【売り切れ】で表示が出ております。」
飲める餃子売り切れてた【販売しておりません】 pic.twitter.com/FBwRYNlfrC
— キイチ (@kiichi91) March 4, 2019
晴の輔 えっ?あ?常に売り切れ表示をしているってことですか?ははあ…なるほど!それで話題作り…それに食いついたのが我々の番組ということですね。
柿沼「はい、ありがとうございます。とても嬉しく思っております。」
晴の輔 何故そのような形でやろうと思われたのですか?
柿沼「宇都宮市は昨年から、餃子店が立ち並ぶ通りを『餃子通り』と命名し、様々な餃子の魅力を体感できる観光スポットとして、整備を進めています。ここの餃子通りには、先ほどの自動販売機の他にも、デザインマンホールや餃子型のバス停…」
晴の輔 餃子型のバス停!!
柿沼「電柱のオリジナル広告など、色々な餃子のアイテムが、地元の企業や事業者様、住人の皆様に御協力いただきながら、設置しているところです。」
晴の輔 はあ~餃子通りを、徹底的に【餃子だらけ】にしようと。
柿沼「あとはですね、路面のカラー舗装をしているのですが、そこは餃子の焼き色!」
晴の輔 (笑)こんがりきつね色!足の裏から餃子を感じることが出来る!
柿沼「体験していただけます。」
晴の輔 柿沼さんの、おすすめの餃子屋さんは?
柿沼「個人的には『宇都宮みんみん』です。」
晴の輔 有名ですよね。特徴はどういったものですか。
柿沼「野菜たっぷりでヘルシーなのですよ。何個でも食べられます。」
晴の輔 僕は宇都宮に行くと「青源」さんがやっている餃子屋によく行きます。餃子が見えないぐらいのネギがかかった、ネギ味噌焼餃子」
柿沼「コクが深い味噌が乗っています。」
晴の輔 味噌屋さんがやられていて。美味しいですよね。それで、飲める餃子は、せっかくなので商品化してもらいたいです。
柿沼「実際、そういった声もいただいておりますので、今後前向きに検討したいと思っております。」
晴の輔 これから宇都宮餃子は、どういったPRをされたいと思っておりますか?
柿沼「宇都宮餃子の魅力をもっともっと日本中、世界中の方に知っていただけるよう、これからも色々なものに取り組んでまいります。」
晴の輔 世界に羽ばたく!羽根つき餃子というのがあるぐらいですからね。
柿沼「そういった餃子も宇都宮にはありますので、是非晴の輔さんも来ていただければと思います。」
晴の輔 もちろん!行きます!
「どっちだ!?晴の輔」
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーでございます。
今、お題が来ました!「ズバリ!今年2019年の『一世帯当たりの年間餃子消費額』で1位になるのは・・・
3位の宮崎市が来る可能性だってあるしね…
決めました!
『宇都宮市』
うん、追われるものより、追うものの方が強いのでは? …というかお互いのライバル心、嫉妬心が「来年のこそは!」というエネルギーになって、両方の街が盛り上がっているのですからね。焼きもちが確実に活性化につながっていますよ!餃子だもん!
今日は、「宇都宮の自動販売機には『飲める餃子』がある!?」というトピックスでお届けしました。
宇都宮の「餃子通り」。着々と餃子だらけになっていってますからね。飲める餃子は…ディスプレイでした。我々が飲まれてしまいました。宇都宮に行った際は、是非「飲める餃子」探してみてください。
そんな「餃子の町 宇都宮」に
それでは、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした
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