あさラジのチーフディレクターが岩手に取材に行き、買ってきてくれました。
酒粕入浴剤「福香(ふっこう)」。
この入浴剤は、岩手県で東日本大震災の津波の被害にあわれた方、
そして被害にあわれて一関に来られた方が手作りで作っていらっしゃる入浴剤で、
一関のたびれっじ推進協議会と、世嬉の一酒造株式会社さんが作った
「仕事創造プロジェクト」の下で開発されました。
そのプロジェクトの仕組みは...
世嬉の一酒造株式会社さんの酒粕を、岩手県内の施設でパウダーにし、
その酒粕パウダーとほかの原料を合わせて、被災された方々が一つずつ手作業で入浴剤にする。
完成した入浴剤を、世嬉の一酒造さんが買い取って販売することで、
作業にあたった人に賃金が払われる、というもの。
義援金という形だけでなく、「仕事」と通じて少しでも生きがいと未来への希望を作れたら、
という目的で始まったプロジェクト。
温かい輪がさらに広がっていきますように...。