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2003年3月18日(火)開催
第263回ニッポン放送番組審議会議事概要 |
場所 ニッポン放送 役員会議室
出席者
(委員)村上和雄委員長、長沼健副委員長、福田宏之委員、大内順子委員、米長邦雄委員
(放送局)亀渕昭信社長、小笠原徹常務、宮本幸一常務、熊田忠雄編成局長、森谷和郎デジタルメディア局長、中島恒雄事業開発局長、甲田秀臣技術局長、吉田雄生制作部長、佐藤隆彦報道部長、田中厳美編成部長(事務局長) |
議 題 1.2月度の首都圏ラジオ聴取率調査結果の報告
議 題 2. ニッポン放送の春の番組改編について
第263回ニッポン放送番組審議会が、3月18日(火)午後開催された。今回は、まず本年2月17日(月)から一週間にわたって行われた「首都圏ラジオ聴取率調査」の結果が報告された。全日平均は、トップのTBSについで2位で、前回と変わらず1.3%だったこと、また以前の調査対象年齢区分では首位を奪回したことなどが報告された。委員の間からは、より詳細な数字やセッツインユースの低下原因等について質問があり、さらに1月にスタートした小泉総理が出演する内閣府提供番組の聴取状況にも議論が及んだ。
ついでこの春の番組改編に議題が移り、今回の改編が50%を超える大改編であること、そして具体的に、夕方の新番組「垣花正のニュースわかんない!?」、シーズンに入る「ショウアップナイター」、さらに「オールナイトニッポンいいネ!」など、夜の時間帯の改編を中心に説明が行われた。
とくに「垣花正」枠は、「聴取者との双方向コミュニケーション強化」の一環として始まったもので、比較的わかりにくいニュースを、垣花アナウンサーが現場に行き、人に会い、話を聞いて、わかりやすく伝えるという考え方が説明された。またナイター中継については、「新たなる挑戦、ニッポン放送ショウアップナイター」というキャッチフレーズのもと、原点に戻って臨むという姿勢が示された。さらに夜のヤング帯については、これまでの「allnightnippon」という表記が「オールナイトニッポン」とカタカナに戻り、サブタイトルも「SUPER」が「いいネ!」に変わること、深夜零時からは新番組「知ってる?24時」がスタートすることなどが紹介された。
委員の間からは、現在の若者像について多くの意見が出され、この中で、現在の若者が失っているものは「指針」であり、新番組で皆が「いいネ!」と言えるものを次々に紹介するという考え方に賛同する意見が出された。また、深夜の若者が接触するメディアの多様化が指摘され、今後のデジタルラジオ等への対応についても積極的な意見が出された。
こうした意見に対して、ニッポン放送からは今後も聴取者のニーズに合った放送を心がけ臨機応変に改編して行きたいという方針が示され、第263回番組審議会を終了した。
なお、次回の番組審議会は4月15日に開催予定。 |
ニッポン放送番組審議会事務局 〒137-8686 東京都港区台場2-4-8 TEL03-5500-3262 |
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