あさナビ

2019.03.29

渡辺順子さん語るワインスペシャリストへの道

「プレミアムワイン株式会社」代表取締役で、

ワインスペシャリストの渡辺順子さん登場。

ニューヨークで働いたことをきっかけに

ワインに魅せられスペシャリストになるまで道のり、

そして味わいだけでなく、

「教養としてのワイン」についても伺いました。

オフィシャル ワイン ブログ コチラ

 

世界のビジネスエリートが身につける 教養としてのワイン

著:渡辺順子 (ダイヤモンド社)

詳しくは、コチラ

3月25日(月) ワインスペシャリスト

ワインスペシャリストとは、ワインオークションに

関わる者のことの総称で、

主な仕事は、オークションへ出品するワインを探したり、

その落札予想価格を決めたりしている。

ソムリエやワインエキスパートとは違う職業になる。

ワインのオークションは、世界各地で行われていて、

特にニューヨーク、香港、ロンドンで

大きいオークションが開催されている。

ワインはアートやジュエリーのように

一品者ではないので、これまでのデータを

元に価格を設定する事も多い。

 

 

3月26日(火) 自身の幸運について

ニューヨークに行くことが夢で、

偶然、知人にウエイトレスの仕事を紹介もらう幸運に恵まれ

学生時代に渡米。

当時はナイキのスニーカーが日本ではとても人気で、

なかなか手に入れることができなかった。

アメリカでは簡単に手に入れることが出来たので、

アメリカで購入したナイキのスニーカーを

日本で販売して、大きな利益を得る事に成功し、

さらに家を建てるにまで至った。

その後も偶然、話しかけられた人から買った株が、

大当たりするなど、自他共に認める強運を持っている。

 

 

3月27日(水) Welcome to 「Christie’s」

株やスニーカーで得た資金で、ワインの勉強をするために

フランスに渡る事を決意。

そしてワインを知れば知るほど

ワインのビジネスへの思いが募り

ワインオークションで仕事をするべく、

大手オークションハウス「Christie’s」に

入るべく考えられるコネクションを駆使し

念願の「Christie’s」で働く運びとなった。

 

 

3月28日(木) 教養としてのワイン

「Christie’s」で9年間務め、

ワインに関わるいろんな人と出会い勉強し、

そこで、ワインがただの飲み物ではなく、

芸術の一部であり、歴史や文化と精通している

という新しい魅力に気づいた。

現在は、ワインを広める活動をしている。

ワインには投資や資産としての側面があり、

今やビジネスツールの一つだとして

考えられいるので、

法人向けにレクチャーも行なっている。

 

 

 

 

3月29日(金) 今後の活動

今オススメのワインを2つ紹介、

「シャトー デスクラン ウィスパリング エンジェル」

飲みやすいロゼワインで、世界中で320万本生産

されている人気のワイン。

そして、まだあまり流通されていない、

南アフリカ産のワイン「アスリナ」、

現地の女性が作っているワインで、

優しい風味の中に残る力強さが特徴。

まさに今、南アフリカのワインは発展途上で、

このような、ワイン後進国を

さらに応援していきたいと考えている。

また、2020年にはオリンピックも控えているため、

日本のワインの良さを世界に知ってもらえるよう

今後も活動していきたい。

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